今回の目玉は、なんといってもコックス(クルーの中で唯一漕がない人。舵を操作したり、レースの駆け引きをしたりする人)の平野が、初めて漕手として予選に出場したこと。
ボート歴16年。 こんなチャレンジは初めて。

スタート前はドキドキしたが、終わってみれば平野が一番がんばって漕いで、見事1位でゴール。
しかも、平野が漕いだストロークサイドの方が勝っていた。
(解説:左右の力のバランスが崩れていて、ボートがまっすぐ進まない状態。平野が漕いでいた側のオール(ストロークサイドと呼ぶ)の方が力強く漕いでいたことになる。反対側の負けていた方は、バウサイドと呼ぶ。)

漕手の立場、全く無し。しかしこの歳にもなると、プライドも無いので全く気にする様子も見せない漕手たち。
まぁ、結果オーライということで…。

予選、準決勝と順調(?)に勝ち進み、いよいよ決勝戦。
(本当は、決勝へ上がれるかどうかちょっと不安だった)

勢いよくスタートダッシュで飛び出し、何度かスパートをかけつつ、ゴールへ飛び込む。
結果は3位入賞。 僕らとしては、満足な結果。
結果もさることながら、レース内容も満足、満足。

しかし、今回も結果は3位。
いつになったら、2位になれるのやら…。

(文章:平井)


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