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 第15回 横浜市民体育大会 

 2003.7.27
 鶴見川漕艇場


■試合結果 第1位

  ・決勝T 2着
  ・決勝U 1着


 ・2回のレースの合計タイムで競う「タイムレース方式」

■35歳未満男子ナックルフォアの部


■出場選手
  1レース目
  C:平野 高史
  S:平井 正人
  3:望月 豊
  2:秋山 秀樹
  B:大田 健二(Special Thanks)

  2レース目
  C:大田 健二(Special Thanks)
  S:平井 正人
  3:秋山 秀樹
  2:平野 高史
  B:望月 豊


 

 


【秋山の大会レポート】

毎度のことのようだけど、巴流って大会の時のメンバー集めが大変で今回も前日にやっと
集まった感じ。
しかも一人は平井ちゃんの友達・大田君
(ほぼ初心者)にヘルプ、 もう一人は16年ぶりの大会出場で高校卒業以来ボートに乗るのは3回目のこの俺。
「大丈夫かな?」

9:30過ぎに会場に到着。
まだ平井ちゃんしか来ていない。
ちょうど開会式が終わったところみたいだ。


(優勝トロフィー?)

参加クルーと試合時間を確認すると、何と我々が参加する35歳以下ナックルフォアの部は3クルーしかいないではないか?
ということは既に3位入賞確定。景品ゲット。やったぜ!

チョット喜んでいると他のメンバーも到着。
今日のポジションを決める。
横浜レガッタは全長350mのコースを2本漕いで合計タイムで順位を決めるレースだ。


(左から、平井、平野、大田、秋山、望月(豊))


(晴天。とても暑い。)



(作戦会議?)

既に始まっているレースを観戦しているともう自分たちの出艇時間だ。
16年ぶりのレース、艇に乗り込むと軽く緊張する。
「本当に漕げるのだろうか。」不安がよぎる。

ノーワークからライトパドル。スタート練習を軽くすると
もうスタート時間だ。
スタート地点に着く。

『スタートよ〜い。』の掛け声。緊張感が高まる。
『よ〜い・・・』事前に聞いていたとおりローが遅い。
『ロー!』


(スタート直後。ダッシュ!)



とにかく蹴ってスタートダッシュが終わると自分たちがトップではないか。
「俺たちって結構やるのか?」と、思いつつコンスタントに移る。


(レース中盤までトップを維持する)

横を見ると既に抜かれているではないか。
「やべー!」「もう体力がないぞ。挽回できるか?」

と、思っているとコックスの平野から残り100mの声。
「後残り10本チョットか。」と思っていても
なかなかゴールしない。「まだゴールしない?まだかよ。」
「もう蹴れね〜。限界。ゴールまだ?」
隣の艇にも追いつかないまま2着でゴール。
トップとは2秒弱の差だ。


(スパートがかかったあたり。 隣のレーンが気になる。)


豊  「平野さっき残り100じゃねーだろ。」
平野 「本当は残り150だったよ。」
    「ラストスパートって言うより蹴れるだろ。」
    「あとちょっとって感じがするし。」
平井、豊、大田、秋山「平野って嘘つき!鬼!」

桟橋に戻って艇を降りると足元がおぼつかない。ふらふらする。
このふらふらした感じが懐かしい。16年ぶりの感覚だ。


昼食をとって落ち着いてくると体がだるい。だるい。
しかも腕が筋肉痛にもなり始めているではないか。
「もう漕ぎたくない〜。」「だるだる〜。」


(とにかく天気が良すぎ。休憩中も暑い。)






(16年ぶりの大会。 次は、漕いだことのないバウサイド。大丈夫?)


(作戦会議、その2?)

2レース目、今度は3番、バウサイドだ。バウサイドなんて
まともにやったことなんてない。
もちろんレースで漕ぐのは初めてだ。

艇に乗り込み軽く練習をする。
コックスが始めての大田君。バウサイドが初めての秋山。
「本当に大丈夫だろうか?」「不安だ〜〜。」




(2レース目に向けて、出艇。今度は、太田君がコックス。平野が2番を漕ぐ。)



スタート地点に行くと1レース目トップのクルーがいない。
「どこだ?」と思っているとちょっと、いや、かなり
年配のクルーが声をかけてくる。
「トップのクルーは棄権したから自分達がオープン参加する。」
とのこと。
「1レース目3着のクルーには余裕で勝ってる。」「もしかして優勝?」
「俺達もおじさんになってきたけど、じいさんには負けられない。」







スタート地点、
『スタートよ〜い。』の掛け声。
『よ〜い・・・』相変わらず長い間。
『ロー!』

『い〜ち、に〜い、さ〜ん・・・』スタートダッシュの掛け声。
横を見るとオープン参加のクルーにいきなり、半艇身付けられているではないか。
「やばい!」と思っていると突然レースを止められる。

1レース目3着だったクルーにアクシデントが遭ったらしい。
スタートのとき艇の流れ止め用のロープがラダーの絡んで壊れたらしい。
「また、スタートやるのかよ〜。疲れちゃうよ。」
ラダーを交換したクルーが到着して再スタート。


(スタート用意。・・・。)


(スタート直後。オールで水を力強くかく。)











やっぱり、今度もオープン参加クルーが速い。
蹴っても蹴っても追いつかない。どんどん離される。

初バウサイドの俺。オールで水面を叩いてしまう。
平野と豊に水がかかる。艇が揺れる。
「やっぱり俺ってバウサイド下手。」

ゴールしたときは、オープン参加のおじさんたちに水をあけられてまたもや2着。
でも、棚ぼただけど優勝できて喜ぶクルー全員。




(35歳以下ナックルフォアの部、優勝!)


(いえぇーい)

最終的には2艇中1位だったわけだけど、16年ぶりのレースでいきなり優勝とはやっぱりうれしい。
巴流恒例のジャンプした写真にも初参加。
幸先のよい復帰であった。



(左から、平井、大田、平野、秋山、望月(豊))




(優勝のジャンプ!)



(文章:秋山秀樹)



【平井のコメント】

「棚からぼた餅」で優勝してしまった大会でしたね。
できることならば1レース目で1位だったところとちゃんと戦って、優勝したかったです。

とにもかくにも、大会直前でのヘルプに応じてくれた太田君の健闘に感謝です。

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