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 第47回 五月レガッタ 

 2004.5.16
 佐鳴湖漕艇場


■試合結果 第2位

  ・予選 1着
  ・準決勝 2着
  ・決勝 2着


■距離
  ・予選 300m
  ・準決勝 500m
  ・決勝 500m

■出場選手
  予選
  C:望月 豊
  S:秋山 英樹
  3:金子 進
  2:平野 高史
  B:望月 聖之

  準決勝
  C:平野 高史
  S:秋山 英樹
  3:望月 豊
  2:金子 進
  B:望月 聖之

  決勝
  C:平野 高史
  S:秋山 英樹
  3:望月 豊
  2:金子 進
  B:望月 聖之


 

 


【平野の大会レポート】


今シーズン漕ぎ始めの五月レガッタ当日!
朝、目が覚め外を見ると大雨。
おいおい今日は中止だなと思い、また布団に入る。
今回は大会エピソードは俺だったから...ラッキー!
と思いつつ眠りにつく。

しかし 「テンパイ!テンパイ!」(訳)先輩!先輩!と耳鳴り
この響きはどっかで聞いたことがある。
なんか不安で眠れない...とりあえず金子に電話してみた。
ぷるるるるー!
俺「もしもし、今日中止だよな?」
金子「テンパイ!、テンパイ!」
俺「やっぱり!!」
金子「今、出るところだよ!」
俺「マジで?大雨だぞ!」
金子「だって秋山こっち向かってるし...。」
俺「・・・・・・」
金子「テンパイ!テンパイ!」
ってなことで、中止覚悟で佐鳴湖に向かうのであった...。

現地到着、やっぱり雨が降っている。
今日は中止だなと思い湖面をみると、ナックルが並んでいるではないか!?
おいおいやる気かよ鈴木さん(大会実行委員長)
と思いつつも...なんか艇をみると乗ってみたくなる。


(朝から雨。本当に試合やるの?エルゴメータ大会になるんじゃない?)


さぁーてやるか!と気合を入れ...みんな着替えろ!
と指示を出し開会式に臨むのであった。
開会式の話を聞いているとき豊が一言!
今日は誰が来るんだっけ?
そりゃー決まってだろと思いつつメンバーをチェック
俺(平野)と金子と豊と秋山と.....さ・と・し??????
聖之?誰か知ってるか?
(そう!浜松に住んでるくせに遅刻しやがった。)

金子が電話すると...。
聖之「今日は雨だから中止でしょ?」
金子「・・・・・・・」
聖之「エルゴ漕ぎに行くよ!」
金子「テンパイ!テンパイ!」

そんな時、あのどっかで聞いた曲
「キムタクのドラマのクイーンのプライドの...」
何だっけ?とにかくそれだ!
エアロビが始まった。
いつものおねいさんが踊っている「あっワン!あっツー!」
気を取り直して踊る巴流であった。


(艇庫の軒下で雨宿り…)


(本格的に雨が降る。でも、風は無し。…ということは、やっぱりやるのかな?)

予選(300m)
何とか聖之も間に合いレースに臨むことができた。
メンバーはC豊、S秋山、3金子、2平野、B聖之
巴流にとっては今年初めての初漕ぎです。
そーなんです!練習してないんです!
ゴールデンウィークに練習しようと思ったら、聖之が下痢でやんなかったんです!
しかも聖之は遅刻なんです!
ってなことがあったが何とか艇に乗り込んだ...。


(今シーズン初の乗艇。手にマメができちゃうかも…。)



(コックスは完全防備。雨がパラパラ降ってる。)



それにしても艇の調子が悪い、ストロークサイドはかぶり気味、
バウサイドは切れ込み気味、一応調整しながらスタートについた...。

「スタートよーい」「よーいロー!」
いーち、バサー!にーい、バサー!さーん、バサー!
巴流は全然、進んでいない...。
そう!秋山がほとんど空振りしている。
「これは曲がった!」と思い周りをみると「あれ?曲がってない」
ちょっと疑問を感じながらスタートダッシュを漕ぎきり、
何とか1位でゴールをすることができた。


(スタート地点。予選は300mレース。)




(ゴール地点。1着です。)

俺「それにしてもスタート重かったね?」
金子&聖之「蹴ってないもん!」
俺「・・・・・・」「だから真っ直ぐ...」






(余裕の漕ぎで、笑顔もあふれる?!)


(まだまだ元気。もちろん、体力も有り余ってますよ。)


(懐かしい脹脛(ふくらはぎ)の油汚れ。高校時代、ここの汚れはボート部の証でした。)



(とりあえず早めの昼食。準決勝は4時間後。…で、どうする?)


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(やっぱりトランプ。ナポレオン大会。)


(わざわざトランプを買いに行くほど、ナポレオンがやりたい巴流。)


(準決勝前にエルゴメーターでウォーミングアップ!)


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準決勝(500m)
メンバーC平野、S秋山、3豊、2金子、B聖之
いよいよ準決勝、俺も今年初のCOXです。
今度は3レーンの艇、でもやっぱりセッティングが悪い...。
今日は雨の影響でいつ中止になるかわからない、
おまけに中止になったらタイム勝負ということだったので、
準決勝は全力で戦うことにした。


(準決勝からは、緊張感が漂います。)





そして迎えた「スタート」
スタートダッシュ、意外に前に出れた。
COXとしてはこのリードを生かして体力温存をしたい。


(スタート地点。準決勝・決勝は500mレース。)




(300m付近。写真左端の3レーンが巴流。手前は豆っこ4号。)

「蹴るなよ!」とみんなに言い聞かせながら、コンスタントを漕ぎ
2位と並んだラスト200mでラストスパートをかける。
みてろよ豆っこ4号、巴流のスパートを見せてやる!!
「ラストスパート行こう!」「セイ!」
「さぁー行こう」「セイ!」

俺「・・・・・・」変わらない???????

追い上げられ2位となる

ラスト100m
「2枚上げよう」「セイ!」
「さぁー行こう」「セイ!」

俺「・・・・・・」変わらない???????

ってな調子で準決勝は2位となる。


(ゴール。2着。写真右端が、1着の豆っこ4号。)



豊、曰く「蹴るなよって言われたときは、もう終わってた!」
この年(35歳)になるとラストスパートは気持ちの問題なんだなーと
実感するレースとなった。


(ちょっと疲労気味?)




(決勝に向けて、眠りにつく漕手たち。しばらく熟睡。)


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決勝(500m)
メンバーC平野、S秋山、3豊、2金子、B聖之
準決勝のタイムをみると今のところ2位のタイムだが
準決勝のレース展開をみるといっぱいっぱだったので
3位入賞を目指し艇に乗り込んだ。










(スタート地点へ向かう巴流。)

今回の艇は今までの艇よりセッティングがよくバランスがいい。
なんか、3年前の秋季レガッタのときと同じ感じだ!
ちょっと行けるかなっと思いスタート地点に着く。

「スタートよーい」「よーいろー!」
とりあえずスタートダッシュ5本・10本・10本
が終わった時点で2位と半艇身差だ。
「やるなぁーおやじパワー」っと思いつつも
練習不足、体力不足、による後半の落ち込みを考え
コンスタントはひたすら体力温存に徹した。


(スタート付近。)


(手前が6レーンの巴流。)



そしてラスト200m
「ラストスパート行こう」「セイ!」
「さぁー行こう!」「セイ!」
おっ?今度は違う気がする。行けるかも?優勝かぁ?


(300m付近。手前が巴流。実はこの時点では3位。ラストスパートで追い上げられるか?!)

ラスト100m
なんとかまだ1位
「2枚上げよう」「セイ!」
「さぁー行こう」「セイ!」

まだ行けるか?
「ラスト10本行こう」「セイ!」
「さぁー行こう」「セイ!」

順位は微妙?みんないっぱい×2!
そしてゴール!
順位は微妙?みんながんばった!


手前が巴流。接戦レースで観客も大興奮!優勝はどっちだ!!)


(選手たちも、どちらが勝ったかわからない。優勝?それとも2位?)


(満足のできる漕ぎができて、清々しさを感じる。)

結果「準優勝」
1位と0.29秒差の2位でした。
とりあえず、準決勝の内容から考えて、優勝に絡めた
レースができた満足感でいっぱいだった。


(表彰式)






(この大きな景品はなに??)

それにしても、練習しないくせに負けず嫌いの巴流であった。

『もっと練習しろーーーーーーーーーーー』

次回は練習しようね!?


(景品のアウトドアチェアに座って。)




(2位のジャンプ!)




(お疲れさまでした。)

(文章:平野 高史)




【秋山のコメント】

予選のオールはスーパーかぶり気味、準決勝は切れこみ気味、決勝でやっとまあまあのセッティング。
決勝だけまともに漕ぐことができたよ。
他のクルーは何のこんなセッティングでこいでいたんだと思うとある意味すごいと思ったよ。
平野君、予選のスタート3本をほぼ空振ったのは俺のせいじゃない。船のせいだ!

高校の頃以来のCOX平野の前で漕ぐ、整調秋山、なんか懐かしかったけど、決勝のとき「蹴るな!」なんて言葉がでるなんて思わなかったよ。
だって、高校の頃は「蹴れ!」「蹴れなくなっても蹴れ!」
「死んでも気合いで蹴れ!」だったしね。

ま〜、体力のないおじさんたちが若者相手に「0.3秒差」の2位だったんだから満足できるレースだったね。
次のレースも頑張ろう!



【金子のコメント】

試合お疲れさん。
当日まさかレースをやるとは思わなかったですね。
みんなには黙っていたけど、前日飲み過ぎて朝気持ち悪くて飛び起きた次第です。
丁度トイレで吐いているときに平野から一回目の電話があったところでした。

レースの方はいつもながら技術だけで展開するパターン。(ほんとに体力ないっす!!)

でも、2位に喰い込めて良かったでしたね。



【平井のコメント】

それにしても惜しいレースですね。
1位との差が、0.29秒とは…。

でも、若者とこれほどの接戦レースができたんだから、おじさんクルーとしては大金星だよね。
シーズン通して、こういうレースができるといいね。
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