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 第53回 五月レガッタ  2010.5.9 佐鳴湖漕艇場


■試合結果

 ・予 選
 ・準決勝
 ・決 勝

■距離

第4位

1着
3着
4着

予 選 300m

準決勝 500m
決 勝 500m

■出場選手

 ・予選・準決勝・決勝
  C:主催者からのご厚意(レンタル)
  S:秋山 英樹
  3:金子 進
  2:平野 高史
  B:望月 聖之


 

【聖之の大会レポート】

いよいよ本年度初のボートレース
五月レガッタとなりました。
天気よく、会場となっている佐鳴湖にしては、風も穏やか!
どのクルーも力が発揮できる絶好のボート日和です。

ただ・・・巴流にはひとつ問題が・・・
今回のレースの種目であるナックルは、5名(コックス1名、漕手4名)そろわないと 船が出せませんが、会場に集まったのは、4名(苦笑)。
仕事の都合や体調不良などで、今回の参加人数は4名なのです。

前日19時過ぎ・・・
なぜか巴流のMLがいつも以上に活発に。
明日の応援かなー、
明日の集合時間の確認かなーと、
しばらく携帯に流れてくるメールをほっておきながら、
いつものごとく所用により俺は、街中で楽しく飲んでました。
(まあ、明日はボートの試合だから早めに切り上げてゆっくり寝るつもりでした)

あまりにもメールが頻繁に送られてくるので、しっかりメールを確認してみると、
どうも、参加人数が足りなそうーー。
やばいなーーと思いながらも、すでにお酒が入っているせいか、
もしかしたら、明日は、参加中止???
そうなれば、朝まで飲めるーーーとちょっぴり期待!

ということで、早速、飲んでる席を立ちあがり、にこにこしながら
平野に電話・・・【呼びだし音♪♪♪】・・・あれ、出ない!
次に、金子に電話・・・【呼び出し音♪♪♪】・・・あれ、こちらも出ない!
どうしようかなーーって思っていたら、
平野から折り返しが・・・
さとし『もしもし・・・さとしですよ』『明日人数足りないの?』
ひらの『そうみたい。笑笑笑』
さとし『じゃー参加どうする?人数足りないと出艇できないね』『やめる?(期待)』

ひらの『なんとかなるでしょ。とりあえず佐鳴湖集合〜〜〜』
さとし『はい・・・』

高校時代、コックスの言うことに体が反応してしまう脳ミソになってしまったので、
コックスであった平野にはボートのことでは何も抵抗できず・・・
渋々電話を切りました・・・。(ふうーー(ためいき))

気持ちを切り替え、飲んでいた席に戻り、飲み直し。
仲間に、「明日はボートの試合だから、今日は早めに帰るでね(遠州弁)」と叫びながらも、ついついワイワイ騒ぎながら気分は絶好調!

とそんな前日でしたが、
なんとか無事当日の朝を迎え・・・
やはり集合したのは、巴流メンバー4名と、
メンバーである秋山の奥様、こども(ますみくんと、まことちゃん)2名
うーーー、やはり、平野は漕手にまわり、コックスを主催者側に借りるしかなさそう。







さてさて、まずは開会式。
しっかりと挨拶を聞いて、ラジオ体操をやり、気合十分!!
とは決して言えないほどのテンションの低さ。







まーとりあえず、レースは3時間後なので、仮眠仮眠。
各々自由時間(俺は寝てたので、みんなが何をしていたのかは記憶にないです)
レース30分前に目覚めた瞬間・・・
鬼コックス平野から・・・
さとし、エルゴメーター500ね!!(もう、みんなやってきたら!!)
えーーー、まじーーーー。
渋々エルゴへ。
予選前に体力消耗〜。

いよいよレースの順番がきました。
予選はいつも緊張します。
特に俺は、数年ぶりのレース、レースの結果も心配ですが、
やはり生きて帰ってこれるかが心配(ボートはすさまじいスポーツですから・・・)



久々にボートに乗るとなぜか雰囲気が違う。
見たことがないストレッチャー、見たことがないシート・レールまわり・・・。
なんじゃこのボート!!
数年レースに出場していなかったおかげで、ボートの進化に驚く俺でした。







無事コックスを借りての出艇。
両舷ノーワーク〜、よーいROW(1本目)
ガクン!船が傾く!

2本目
ガタン!船が傾く!
最新型のナックル艇は、漕ぐの難しいんだなーと実感。
とともに、レースに対する不安(おいおい大丈夫、左右にガタガタ)
スタート練習もやり、何とかスタート地点へ・・・
6艇中2艇あがり・・・内心余裕だなーーとの想いで
アテンション・ゴー(スタート)





おいおいスタートバラバラ・・・気づくと、3位!
やばーーい。今回のレースは300M、しかもおじさんクルーに追い込み型レースなんて不可能に近いし・・・。



必死に力を合わせて漕ぐ。
必死になればなるほど、漕ぎはバラバラ・・・。
100Mが過ぎ、200Mが過ぎ・・・この時点ではまだ3位。
しかし2位との差は半艇くらい。



ラストスパート〜、ちょっとずつ、2位の艇との差をつめる。
残り50m・・・2位へ浮上〜あとはこの位置をキープ〜!
と思いながらも、一度上げたピッチが収まらないのが、
秋山(整調)の特徴!!そのままゴール。

気づいたら、1位で予選通過してました。
久々のレースでは、力の抜き加減も忘れており、
既に疲労困憊。
本当にボートは恐ろしいスポーツだと実感した瞬間でした。

順調(?)に予選を勝ち上がったので、
次は準決勝〜(3時間後)
いつもなら、休憩時間にみんなでトランプ(ナポレオン)のはずですが、
人数が集まっていないので、少なくても俺は疲労困憊なので、
ただただ寝るだけ・・・
一瞬にして爆睡しておりました。



(睡眠中)

ふあーーー寝ちゃったよ!!と一瞬おきながらも、
体の異変にきづく!!(普段でも重さを感じる体なのに、更に体が重い)
体のだるさも半端ない。
他のみんなは・・・さすがブランクなくボートを漕いでいるメンバー。
みんなしっかり昼ごはんを食べているところでした。



ここで、またまた平野が・・・
ひらの「さとし〜飯くっとけよーーー」
さとし「はい」



やはり体と言葉が素直に反応。
会場に来る時にご飯を買ってくる余裕もなかったので、
散歩がてら近くのコンビニに買出し。
半分眠っている状況のなか、何とか食事をし、ようやく目も覚めてきました。

ふと周りを見渡すと、金子のところにべったりなついている女の子がひとり・・・。
あれは、秋山の娘さんの『まことちゃん』・・・



なぜか、金子にべったり!「金子さ〜ん」と甘い声をだしながら金子の膝の上にちょこんと座り、
「しりとりしよううよーーしりとりしようよーー」と叫んでおりました。
まことちゃんの中では、しりとりが流行りのようです。

今回、裏方として活躍してくれたのは、
そう、秋山の息子である『ますみくん』。
デジタルカメラとビデオカメラでの撮影担当として、
誰よりも活躍していました。
秋山家は、非常に安泰ですね。

さてさて、レースはというと・・・。
そろそろ男子準決勝!!
重たい体を何とか引きづりながら
(ご飯を食べて、昼寝をすると本当に体が重い(涙)高校時代のあの素晴らしい体力はどこに忘れてきちゃたんだろう(笑))
船に乗り込む。。。





まあいつものことだけど、準決勝になると巴流メンバーは、
2つの不安に襲われます(決して口にはだしませんが・・・)
1つ目は、決勝に出れるかどうかの不安(ようは、勝てるのかな???)
2つ目は、決勝漕げる体力あるのかなの不安(勝っちゃうとやばいなーー)
そんなことを思いながら、いざ出陣!!





スタート地点まで艇を進める。
ちなみに今回のレースも、4人しかいないから、COXは頭を下げてお借りしました。
【アテンションプリーズ】
【ゴー】
・・・
・・・
・・・







言うまでもなく、艇の傾きだけはどこにも負けてなく・・・、
BOWからは、全てのオールが見えることもあり、
みんなの漕ぎがすごくよくわかる。
おいおい誰だよーーー空振りしただろーー
と叫びながら、必死に漕ぐ。ただただ必死に漕ぐ。
スタートして間もなく、3位以上確定の雰囲気(3位以上は決勝進出)



あとは、軽くしゃべりながら漕いで、ゴールイン!!
無事(?)決勝進出となりました。



ここだけの話・・・艇を下りトコトコ歩いていると後ろから殺気が・・・
恐る恐る振り向くとそこには、金子が・・・
こちらから「何〜?」と聞く間もなく、
「なんで勝つんだよ〜、もう一回漕がないといけないじゃないかーー」の一言!
とは言いながらもみんなひと安心なんだよね。
だって〜、前回優勝クルーだもんね(※だもんね・・・遠州弁)

ここまで来たらあとは、優勝しかない!!
と誰もが心に秘めながら、とりあえずゆっくり決戦のときを待つ!
・・・
・・・
・・・
あっ、そういえば、毎回恒例のトランプ大会!!
今回は、まだ誰も、トランプやろうよ〜という人もいなく、
むろん、トランプ(ナポレオン)も人数がギリギリのため、
今回は封印かな!!

さてと気合を入れていざ決勝へ!
予測では(予選、準決勝のタイムを見る限り)3位〜6位かなって感じ。
今回もCOXをお願いし、(まずここが難関)スタート地点へ。
アテンションプリーズ  ゴー〜〜〜





今回はまずまずのスタート。
おじさんクルーなので、そもそも追い上げなんてできるわけなし。
スタートでどれだけ出るかがポイントなんです。
おーーいい感じ。と同時に、みんなのテンションもMAX



蹴るぞーーー!
漕ぎを合わせていけーー
優勝狙うぞーーー
落ち着いていけーーー
漕手がそれぞれに大声で叫ぶ





しかし、その気合とは裏腹に、ズルズルと・・・
気づけば3位、4位、5位争いくらい・・・(BOWは、順位までわかってしまう)





最後の力を振り絞りラストスパートといいながら、漕ぎを維持するのが精いっぱい!!
結果・・・4位でした!



でも、みんな力を出し切り、大満足!!
ボートって、本当に疲れるスポーツですが、
これだけ、一瞬にすべての力を注げるスポーツもそうあるわけでもなく、
共に漕いだ仲間(コックスももちろん)とは、1レース1レース友情が深まる
そんなことを改めて感じておりました。

40歳になっても、ボートが漕げる仲間がいる嬉しさと、
ボートが漕げる体に幸せを感じながら、
なぜ、いつもメンバーギリギリなのというちょっとした不満も抱えながら、
やはり最後はすがすがしい気持ちに満ち溢れた1日でした。



閉会式を寂しく出席した後は、片付けをし、
いつもの写真を撮影し、解散いたしました。
撮影は、もちろん・・・ますみ君です。

では、次回は、6月6日の天竜。
一番の心配は、メンバーが集まるかどうか・・・
まあー何とかなるでしょ!!
ということで、引き続きボートをこよなく愛する巴流でした。









【平野のコメント】
無事、参加そして決勝までたどり着きホットしております。
メンバー不足なのに、無理やり集合掛けましたが・・・
COXを貸していただいた大会関係者のみなさまありがとうございました!
そして、レースで3本漕いだのは初めてでしたが、COX病でしょうか?
周りが気になって漕ぎに集中できませんでした。ごめん。
次は全員参加でがんばろう!

【平井のコメント】
メンバー4名で、出場したのはすごいと思うよ。
諏訪の「ナックルフォア全国大会」以来ですね。
あれは、コテンパにやられて帰ってきましたけど…。(笑)

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