第6回 ボートフェスティバルin天竜 2010.6.6 天竜漕艇場
■試合結果 ・予 選 ・決 勝 ■距離
第2位 2着 2着 予 選 500m 決 勝 500m
【平野の大会レポート】 「お出かけ、お出かけうれしいなー」 そう、明日は待ちに待った「ボートフェスティバルin天竜」だ。 いつものように、タープ担当の私は前日からみんなのために、車にタープ・工具(ボート用)・イス・マット・クーラーBOX等を車に積み込み準備していた。 あとは、7:50集合に間に合うように5:30に起床し6:00に出発するだけ・・・。 それでは、お休みなさい! しかし、遠足の前日のようなワクワク感。 「お出かけ、お出かけうれしいなー」 「お出かけ、お出かけうれしいなー」 「漕艇、漕艇うれしいなー」 案の定、寝つきが悪い・・・(2:00就寝)
当日、予定通り5:30に目覚ましが鳴り起きる。 そして、また眠る・・・気持ちいい。 やってしまいました。1時間遅れで起床し、7:00出発。 7:50ぴったりに、時間にうるさい聖之(さとし)から電話。 さとし:「おはよう!今どこ?」 俺:「おっ、おはよう!いっ今、袋井IC降りるところ」 本当は、まだ掛川IC通過したところ。 俺:「あと20分ぐらいかな?」 さとし:「30分以上かかるね!」 バ・レ・テ・ル。
8:30 40分も遅刻して到着。 もちろん、開会式も終わり他のグループがタープを張って休んでいる中、巴流(パル)のみんなだけポツンと待っていて…。 本当にごめんなさい。 今日は快晴、朝は無風状態でボートを漕ぐには最適な日です。 昨年は大雨の後でダムが放水していた為、午後のみの一発レースだったが、今年は大丈夫。 今年の種目は「NO1決定戦」。(オデッセイ艇使用) 参加クルーは、たったの4クルー。 昨年優勝の「豆っこ」、おじいちゃんパワー炸裂の「狩野川」、それとどこだかわからないクルー(ごめんなさい)。 午前中に予選、午後に決勝と言っても、予選で落ちるクルーは無く練習みたいなものなので、40過ぎのおっさんが、ボートを楽しむにはちょうどいいレースです。 さて、今日のメンバーは C:平野 S:秋山 3:岸本 2:金子 B:さとし です。 今回はなんとか5名参加できましたが、ストロークサイドが1名足りないので、金子が2番を漕ぐことになりました。
そして、予選のスタートです。 いつも通りスタート5本のあと、スタートダッシュ10本。 その後、コンスタントに入る戦法だ。
スタート地点に4艇が並ぶ。意外に横風が強い。 風に負けないように艇を左に向け待つ。 (スタート2分前)そろそろ真っ直ぐ向けるかと思った瞬間、 『アテンション』・・・『ゴー』 左に大きく曲がったままスタート⇒やってしまった⇒ラダーで修正。 「いーち、にーい、さーん、大きく行こう」、(セイ) 「さぁー行こう」、(ソー) 「いーち、にーい、さーん・・・・2枚落とそう」、(セイ) 「さぁー行こう」(ソー) スタートダッシュ終わった時点で2位、まずまずだ。 いつもスタートはいい巴流。 そしてコンスタント。 ピッチが早い。 『秋山ちょっと早くない?』 『落とす?』 『落として?』 ということで、2位狙いのレース展開。 ラスト100mで、3位(狩野川)と半艇身差。 追い上げられたが、なんとか2位でゴール! 決勝までの間、早めの昼食。 周りの参加者はバーベキュー&ビールの中、コンビニ弁当を食べる。 バーベキューの香りと、ビールの誘惑はなかなか手ごわい。 この誘惑に負けて、何度も敗北した経験もある。 『がまん、がまん』 飯を食ったら寝る、これ漕手の基本! この時間を利用して、COXの私はスタート地点までマラソン。 直線距離なら500mのはずが、岸の道路が曲がっているため700mぐらいの感覚。 スタート地点に着いてみると2km先まで一直線で見渡せるロケーションさすが天竜。 高校のとき練習していた巴川ではありえない光景だ。 そして、スタート地点に艇が並ぶとなんか楽しくなる。 そういえば、高校時代1年生のとき、先輩が1km漕いでいる横を、旗を持ってみんなで走ったことを思い出し、 「走る?」 「親父だし?やめる?」 「走る?」 みたいな自問自答の末、走りました。 まったく関係ないクルーのレースを、日本平桜マラソンで2136人中329位の私ではちょうどいいペース。 意外にボートって速いのだと思いつつも、高校のときはこの倍の距離を何往復もしていた自分に驚く・・・。 こんな具合におのおのゆっくりした時間を過ごしたあと、いよいよ決勝の時間だ。 今度は宿敵「豆っこ」に勝つためにスタートダッシュを10本増やして、スタートで抜け出す戦法。 スタート5本、ピッチを落とし10本、そしてさらにピッチを落とし10本。
2レーン:狩野川 3レーン:豆っこ 4レーン:巴流 5レーン:昭和20
スタート地点に着く。 スタート3分前。 今回、風の影響を受けないようにギリギリにスタート地点に付けるようにした。 宿敵「豆っこ」もそのようだ・・・。 2レーンと5レーンが、1艇身前にいる状況。 (スタート2分前)そろそろ前にでるかと思った瞬間。 『アテンション』・・・『ゴー』 またやってしまった。 でも、宿敵「豆っこ」に勝てばいい。 「いーち、にーい、さーん、大きく行こう」、(セイ) 「さぁー行こう」、(ソー) 「いーち、にーい、さーん・・・・2枚落とそう」、(セイ) 「さぁー行こう」(ソー) スタートダッシュ終わった時点で、ハンディを返して僅差の2位。 そして、3位以下とは1艇身差。 「豆っこ」と1/3艇身、コンスタントをがまんし現状維持。 250m付近で強調10本。 (強調…ボート用語でスパートのこと) なんとか追い上げるが、こっちの強調が終わるころに「豆っこ」が強調を入れ、1艇身近く差が開く。 400m地点(ラスト100m) 『ラストスパート行こう!』セイ 『さぁー行こう』 コンスタントでピッチを抑えていたせいか、意外に伸びる。 『ラスト10本行こう!』セイ 『さぁー行こう』 最後の力を振り絞り、少しずつ追い上げる。 そして、1/2艇身差でゴール! 結果2位 もっと早めにラストスパート掛けていたら、面白かったかも? まさか、あんなに伸びるとは思わなかった・・・。 いつものことながら、もっと練習しておけばよかったと思う結末でしたが、十分楽しめるレースでした。 最後に、大会関係者のみなさんお疲れ様でした。 参加クルーが増えてもっと市民大会が盛り上がるといいですね! 巴流も、狩野川のおじいちゃんに負けないように、連続参加目指しますので今後ともよろしくお願いいたします。
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