今年も恒例の天竜市民レガッタが始まりました。

昨年は、・・・
魔法使い「さやまん」の出現により、"ビールが飲みたくなる"魔法にかけられた巴流は、力を存分に発揮することが出来ず、4位と不本意な結果に終わった。

昨年の教訓を生かし、今年は、"禁酒"。
鬼COXの平野からは、"いいかー、おめーら…。今日ビールを飲んだ奴は、俺が許さん!"と、漕手は脅かされ、予選前から緊張感がピークに…。

それでなくても男33歳。悩み多き年頃の僕達は、各自不安を抱え…。
「手の皮がいつむけるか、不安でしょうがない整調の平井」
「おっぱいパブのことが頭から離れなく、オールが上手く返せるか不安な3番の豊」
「前回の試合でシートをはずし、シート恐怖症の2番の金子」
「仕事が忙しいためほとんど家で会話がなく、家族が家出しないか不安なバウの聖之」
こんなことで、決勝まで勝ち上がれるのか…。

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まずは、予選。
各自、不安を隠すかのように満面の笑顔でボートに。
その時、何やら怪しい人影が・・。(おっと失礼)
整調・平井ちゃんのお知り合いの方々・・・。
話を聞くと、何やら"達人さんたち"のようで。
(この達人により、その後(閉会式後)巴流のメンバーがとんでも無い事に…)

ボートに乗り込みスタート地点へ。

緊張する間もなく、「スタートよーい、よーい・ロー〜」
順調にスタートした巴流は、気が付くと、1位。(しかも水をあけて)
(すげー、すげー。俺らも成長したなーと思ったのも一瞬、他のクルーを見ると、ほとんどが初心者。)
まあ、そんなことも関係なく、その後も余裕の漕ぎで、予選1位突破。(やったー)

無事に予選も通過したことだし、準決勝まで仮眠。
巴流のアジトへ行き、くつろいでいると、豊が嬉しそうな顔で、"聖之いいもの見せてやるからちょっと・・・"と怪しい囁き。
半信半疑で豊に着いて行くと、そこでは先程の達人さんが、朝食の準備を。
達人さんが作ってくれた食事を、"むしゃ、むしゃ"いただき。(めちゃ旨かった)
再びアジトへ。(仮眠)

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毎度のことですが、ナポレオンも堪能し、いざ準決勝へ出陣。

予選を楽々突破した巴流の勢いは、もう誰にも止められない。
スタートでまたまた余裕の一位.。(こんなことは、本当に珍しい)
100m・200m・300m・・・まだ一位をキープ。
"よし、ここで突き放すぞー"と漕手全員が思った瞬間、鬼COXの平野より信じられない言葉が…。

"蹴るなー、蹴ったら許さん!"

みんな耳を疑った。
なんたってボートを始めてから苦節17年、初めて耳にした言葉だったからだ。
思わず感動。(みんな嬉し泣き)
結果2位で決勝進出。(理想的な展開)
決勝までの間、おのおの自由時間。(但し、禁酒!)



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