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 第47回 五月レガッタ 

 2005.5.15
 佐鳴湖漕艇場


■試合結果 第3位

  ・予選 3着
  ・準決勝 1着
  ・決勝 3着


■距離
  ・予選 300m
  ・準決勝 500m
  ・決勝 500m

■出場選手
  予選
  C:平野 高史
  S:秋山 英樹
  3:望月 豊
  2:杉山 浩二(Special Thanks)
  B:金子 進

  準決勝
  C:杉山 浩二(Special Thanks)
  S:秋山 英樹
  3:望月 豊
  2:平野 高史
  B:金子 進

  決勝
  C:杉山 浩二(Special Thanks)
  S:秋山 英樹
  3:望月 豊
  2:平野 高史
  B:金子 進


 

 


【秋山の大会レポート】


今年最初のレース。
去年はこの五月レガッタのみの参加だったため、1年ぶりのレースだ。

今日のレースもいつもと同じで、メンバーぎりぎり。
しかも1人はボートど初心者。
メンバー足りなかったので、高校の同級生であるコーリャンにヘルプを依頼したのであった。 とはいってもコーリャンは、高校時代ボート部と並んでマッチョ軍団のラグビー部。ベンチプレスで120kgをあげたという伝説まである男。期待はできる。

5:00
6:50
6:50
:起床。
:出発。清水ICより東名高速へ。
:佐鳴湖漕艇場到着。

一番乗りだと思っていたのだが、既に金子と豊がレジャーシートで寝ているはないか。

秋山
金子・豊
秋山
:「ウッス!」
:「ウッス!」
:「早いね。何時に出たの?」
:「5:30くらいなんだけど早くつきすぎた。」

7:45コーリャン到着

コーリャン

:「ごめん。ごめん。あずかってた工具箱忘れて、
  取りに帰ってた。」
:「もうすぐ開会式だよ。」

8:00開会式前

秋山

コーリャン


金子

:「今日もメンバーぎりぎりだね。
  コーリャン、初漕ぎが初レースだけど大丈夫?」
:「とりあえずTSUTAYAで『がんばりまっしょい』の
  ビデオを借りて3回見たし、 『レガッタ』の漫画も
  昨日の夜2回読ん
できたからイメージOKッス」。
:「ぢゃー大丈夫だね。」
:「開会式始まるから行こうか」




8:20開会式終了後


金子s

秋山
一同

:「作戦会議しようか?」 「ん?4人しかいないよ。」
:「聖之だったらそのうちくるんぢゃない?
  去年も遅刻したし。」
:「あれ?聖之は今日仕事って言ってなかった?」
:「・・・」「平野だ!」


まもなく、平野到着

平野

:「ごめん!昨日からキャンプしてたけど間違えて
  天竜に行ってた。」


予選直前

8:40ウォーミングアップを兼ねてエルゴメータをやる。
平野が熱心にコーリャンを指導する。
ルーキー相手にもその指導は鬼である。
※:メンバー紹介参照


エルゴメーターをグイグイ引っ張る巴流メンバー


左がボート初心者のこーりゃん。平野からマンツーマンのボートレッスン。

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9:00出艇 

約20分程予定より遅れている。
予選(300m):「C平野,S秋山,3豊,2コーリャン,B金子」

平野

:「さー行こうか。」「補助COXがいないじゃん。」
 「まーいいか。ボー子!補助COX乗って!」


 ※:ボー子は平野の双子の娘の一人。
    父である平野にボートの英才教育を受けている小学校2年生。
    ちゃりんこに乗った親父にメガホンで怒鳴られながらも巴川で
    手作りのダブルスカルで練習する姿は有名である。


補助COX

:「すみませ〜ん。遅くなりました。」





パパ、がんばってー!

軽くパドルをやったり、スタートの練習をしながらスタート位置に向かう。
パドルの最中、コーリャンが腹切をしてしまいチョットレースが不安。
「初めてボートを漕ぐのに、いきなりレースで大丈夫だろうか?」

スタート位置に着くとすぐにスタート。
「スタート用意。」「用意。」「ロ〜〜!」

平野の掛声「い〜ち、に〜い、さ〜ん・・・」
「2枚落とそう!」「さ〜いこう!」

何と、スタートダッシュで遅れていない。
というよりトップ争いではないか?
「さすがの流れ石。」


200m付近。

コンスタント。
もう3位で予選通過はできそうだ。
4位のクルーの確認しながらも、体力温存で流す。
体力に不安のあるおじさん達(みんな今年で36歳)。
ラスト10本は蹴って3位でフィニッッシュ! 予選通過!!


ゴール。3位。




こーるりゃん(左) ミス無く終えてほっと安心!?

秋山

コーリャン
平野

:「あ〜久ぶりだったから不安だったよ!」
:「おれもチョット緊張した。」
:「予選通過でほっとした。」
:「補助COXの人、おれがブイぎりぎりで行こうと
  してたら、 いきなり『ガ〜〜って』ラダーきっ
 てさ〜」


何はともあれ、予選は無事通過!

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体力を取り戻すため、昼寝。

準決勝前

準決勝は13:40から。
昼食をとってから、恒例のトランプのナポレオンをやる。
ナポレオンをやるのも1年ぶりだ。


やっぱり「ナポレオン」

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準決勝(500m):「Cコーリャン,S秋山,3豊,2平野,B金子」
当然COXもはじめてのコーリャン。舵は完全に補助COXにお任せ。


準決勝、決勝は、こーりゃんがコックス担当。


2番は、平野。



スタート位置。

平野

平野
コーリャン
平野
秋山
平野

「コーリャン。スタートはとにかく大きな声で
  『1,2,3,4,5』数えて!」
:「ピッチダウンはこっちでやるから。」
:「了解!」
:「秋山大丈夫でしょ!」
:「あー。おれって自然に落ちるから大丈夫!」
:「Hyper CVTかい?」


「スタート用意」の声。
「よ〜〜い。ロー!」

「い〜ち、に〜い、さ〜ん・・・」

無段階変速でコンスタントに移りながらも、スタートでトップになったのを確認する。
相変わらずスタートは速い巴流。


100m付近


手前の艇が巴流。



右の赤いブイがゴール。余裕の1着。

コンスタントに入るともう完全に3強3弱状態。
予選以上に流しならトップでフィニッシュ!
「やった〜!決勝進出だ!」

金子
秋山


平野
コーリャン

:「すごい流してたでしょ!」
:「ん〜。だって余裕だったじゃん!」
:「あのくらいでいいんぢゃないの?
 疲れちゃうもん。」
:「おれは蹴ってたよ。」

:「おれは緊張してた。」


予選2組目のクルーのタイムとは、10秒前後のタイム差。
そうとう流していたようだ。
おかげで、体力はまだまだいっぱい残ってるぞ〜。



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決勝前

またもやナポレオンをやって時間を過ごす。
とりあえず決勝に進めたので、一安心の巴流メンバー。
やっぱり決勝に出られないのは、いくら練習をしていないといっても悔しいからね。






いよいよ決勝へ

決勝(500m):「Cコーリャン,S秋山,3豊,2平野,B金子」

軽く練習をしながらスタート位置に着く。

すぐに「スタート用意」「よ〜い。ロー!」

「い〜ち、に〜い、さ〜ん・・・」

無段階でピッチダウンしながらまたもやスタートでトップになる。

「いけるかな?」「いけるかも?」



スタート直後

コンスタント。
ラストに備えて体力温存で漕いでいると、200m付近で2位、3位のクルーに並べられ始める。

2番を漕ぎながらもゲームメーカー平野より強調10本の声。
「い〜ち、に〜い、さ〜ん・・・」

10本終わる。再びリードが広がる。
「ナイスなレース運び。いい展開だ〜。」


レース中盤。3艇がほぼ並んだ状態。

「ズババババ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
 コーリャン・豊・平野・金子:「???????????」
船が激しく傾きながら左に曲がる。豊と金子のオールが接触しそうになる。
「??????????」

なぜか、秋山が腹切り状態。痛恨のミス発生。
船が急に減速してしまい、リズムが乱れる。

再び漕ぎ始めるころには、一気にトップから3位に転落。
しかも、逆に1艇身くらい離されてしまう。
なんとかリズムを取戻し、20%増しの力で漕ぎ始める。

ラストスパート。
「2枚上げよう!」「セイ!」
「さ〜行こう!」「そ〜!」
「・・・あがら・ない?」
順位も変わらず3位でフィニッシュ!


画面左の赤いブイがゴール。画面右端にちょこっと見えるのが1位の艇。

秋山



コーリャン
平野

金子

:「みんなごめん。
 突然オールが抜けなくなってさ〜。」

 「おかげで疲れた。ラスト上げられなかったよ。」
:「おれも無理!」
:「あれが腹切りか〜?」
:「実はあの時おれのオールがいつもよりも
  切れ込んじゃってさ〜。」

:「豊のオールにぶつけそうになちゃったよ。」



豊・平野・金子
秋山

:「今回の大会レポートは、秋山で決定だね。」

:「はい。」





あぁー、やっちゃったー。っていう表情。




閉会式

去年の2位に続いて、今年も3位入賞。
今年の賞品は何だろう?
各クルーの表彰。今年の1位は、去年と違って豪華。
商品発表:大型クーラー、テーブル等々、豪華レジャー用品。
会場大歓声!




3位の賞品は、バトミントンセット5つ。(ラケット2本で1セット)

結果だけ見れば3位入賞でまずまずだっけど、やっぱりミスをしたのは非常に悔しい。
タイム差はトップと6秒差、2位と2秒差。

ミスがなければ、どうなっていたか?
優勝はできなかったかもしれないけれど、もっと競った展開にはなったんじゃないかな?
ま〜こういったアクシデントがあるから、レースは面白いんだけどね!

今回のレースはまさに
「拙者、はじめてレース中に腹切りをやってしまいました。切腹〜〜!」
て感じかな?

以上でござる。





【平井のコメント】

今回も惜しいレースだったんだね
でも、レースでミスをするのはお互い様ですしね 。

「明日は我が身」です。

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